皆さん、こんにちは。
こちらのコラムでは、これまでマネージャとして様々な現場に立ち合わせてもらった私が、その案件や現場で知った情報や経験を、これからモデル活動を目指される方、既にモデル活動を開始されている方にとって、今後の活動の参考にしてもらえる内容をご紹介させていただいております。
そして、本日ご紹介させていただきたい内容は、フリーモデルとしての活動を目指されている方もしくは既にフリーモデルとして活動されている方々にが案件のご依頼を受ける際に、クライアントさん側からモデルさんにご提示される条件についてと、気を付けていただくポイントもご紹介させていただきます。
まず、今回の案件は広告案件とさせていただきますが、広告案件の際に提示される条件は主に以下の5つです。
① 使用媒体
② 使用期間
③ 使用範囲(エリア)
④ 競合排除
⑤ モデル料
などです
では、1つずつ説明させていただきますが、まず①の使用媒体について。
こちらは、案件稼働で撮影された動画や写真などの広告物を使用する広告媒体について、事前に提示いただけます。
例えば、動画の場合ですとTV-CMやデジタルサイネージ、最近ですとトレインチャンネルやWEB広告などでも使用されることが多いです。
次に②の使用期間ですが、これは①の使用媒体で撮影した動画や写真など広告物を使用(掲載など)する機関に事前に取り決めておきます。
③つ目は、その媒体などの公開エリアです。例えば、CMなどですと日本のどの地域で放送されるのか?商品のパッケージなどですと、どの国で販売されるのかなどを取り決めます。
そして、4つ目の競合排除とは、②で決定した契約期間中に本件のライバル企業にあたる他社との広告契約を許可するかどうかの取り決めです。
最後に⑤については、そのままですが①~④の条件を加味して、本件の稼働料や契約料を決定します。
この様な条件について、事務所所属のモデルさんやタレントさんは、モデルさん本人に代わってマネージャーさんや事務所スタッフさんが、クライアントさんや依頼主と交渉してモデルさんにとって良い条件を交渉します。
ですが、フリーモデルさんの場合は、自身でクライアントさんや依頼主さんとの交渉が必要ですので、色々起用条件を調べて事前に知識を付けておくのが良いでしょう。
この様にモデルさんが案件を獲得する上で、ビジュアルやスキルアップ以外にも知っておくべき情報というのは沢山ございます。
ですが、この様な情報を個人で収集するのは簡単ではありませんし、知識も一人で身に着けて行くのはとても大変です。ですので、是非このブログを読んでいただいた方は、この機会にモデルやタレント事務所のオーディションを受けて、色々相談をしながらチャンスを掴んで見て下さい!!皆さんのご活躍をお祈りしております。また、ご質問などがあれば気軽にシンフォニアにご連絡下さいね。
株式会社シンフォニア
https://sinfonia.cc/
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